向日葵~一期一会の命~

実は今夜も講演会。
昨夜とは違って、クローズドなので
わたしは本当に関係なかったのですが、
所長から「今夜も手伝ってもらっていいかな?」って言われると
断れるわけありません。

「こいちゃんってさ、朝は爽やかにキラキラ~ってしてるけど
 夜会うと、全然顔色違うよね。」
疲れは隠せないみたいです。
「それだけ、ちゃんとまわってるってことでしょ。
 他のメーカーとか卸さんも頑張ってるね~って言ってるよ。」
そりゃ、どーも。
全然、数字には反映されていませんけどね。

そう、今月もまた、ノルマ未達なのです。
一年のうちで一番数字が小さい月なのにね …
こまった、困った。

♪ 東真紀


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[ 2006/06/30 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

たしかなこと

誰が認めてくれるわけじゃないけれど、
得意先とわたしがわかっていれば、それでいい。

今日は今月初旬にリリースした製品の
新発売記念講演会が某ホテルで開かれました。
わたしは製品担当者ではないので、
参加の義務はなかったのですが、
わたしが案内に行ったから、来てくれると
おっしゃってくださった得意先があるので、
顔を出してきました。

講演会自体は1時間半くらいで終了したのですが
その後の情報交換会という名の懇親会が長引いて
ホテルを出たのが22:30。
さすがに直帰させていただきました。

♪ 小田和正


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[ 2006/06/29 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

手を出すな!

朝から、何やってるんだろう …

「ジブン、朝は得意?」
「う~ん、どちらかというと得意ですよ。」
「うらやましいなぁ。」
「モーニングコール、差し上げましょうか?」
「じゃあ、明日から毎日6:50頃に頼む。」

えっ?ホントに?
その場のノリで言っただけのこと。
さらりと流されると思っていたんですが …

昨夜、某卸さんにいつものように顔を出して、
課長(39歳)と何とはなく話をしていたら、
いつのまにか、こんなことになっていました。

そして、律儀に電話するわたし。

あまり待つことなく、相手は出ました。
「おはようございます。」
「おぅ、おはよう。」
こんなにすんなり応答できるなんて、
朝が苦手っていうのはウソなんじゃ … と思うほど。
「6:50です。」
「えらい、他人行儀やなぁ」
だって、他人ですから。
「コレ、会社の携帯?」
「そうですよ」
プライベートの携帯でかけるわけないでしょう。
「ん、わかった。登録しとく。じゃ、今夜。」
「はい、失礼します。」

こんなことが、これから毎日続くんでしょうか …
今後、口は慎んだ方がいいかしら …
と激しく後悔している秋月サンなのでした。

♪ GAKU-MC / 桜井和寿(Mr.Children)




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[ 2006/06/28 07:25 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

きっと誰かが

久しぶりに同期からの電話。

わたしが独りで抱え込んでしまうことを
知っていてくれること。
そして気にかけてくれること。

本当にありがたいと思います。

もっと弱さを素直にみせられたらいいのに。

強がってばかりの自分に苦笑い。

♪ ケイタク


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[ 2006/06/27 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

美しき花



最近、沈みがちな自分へ。
ビタミンカラーで作ってみました。

♪ 福山雅治


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[ 2006/06/26 15:42 ] arrangement | TB(0) | CM(0) | EDIT |

傘クラゲ

オフのわたしは、とっても無気力。
もっと社交的にならないといけないんですけどね~

淋しがり屋さんなくせして、一人の世界に閉じこもっているのが
好きだったりします。

ダメですね~

♪ レミオロメン


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[ 2006/06/25 21:22 ] daily note | TB(0) | CM(2) | EDIT |

電話のむこう

小さな誘惑に負けてしまったことを
こんなに後悔したことが今までに一度でもあっただろうか。

忙しい、が口癖のオレと彼女。
商社と小売店という立場で、ほぼ毎日顔を合わせて
話はしているけれど、それはあくまでもビジネス。
そういうところの線引きは、オレも彼女もきちんとしたいから
甘い雰囲気になることなんて、ほとんどない。
それでも、仲の良さはやっぱり滲み出てしまうもののようで
時折、彼女の店の人たちにからかわれることはあるけれど
その程度のものだ。

だから、プライベートで一緒の時間を過ごせるのは
本当に久しぶりのことだった。
今度、休みを合わせて少し遠出をしよう。
そんな話で盛り上がっていた時、彼女の携帯が鳴った。
「あ、ごめん。母親。ちょっと出てもいいかな?」
「あぁ、いいよ。」
「ごめんね。」
親元を離れて暮らしている彼女。
休みの日には必ず、ご両親から電話がかかってくると言っていた。
仕事がある日の彼女は朝早くて夜遅いから、どんなに心配していても
ご両親も電話しにくいのだろう。

「もしもし、おかーさん? うん、元気だよ~」
いつもより少し甘えたような声で話す彼女は、
リビングのソファを離れて、ダイニングへ向う。
しばらくは、その背中を見ていたのだけれど
やがてそれにも飽きて、さっきまで2人で頭を突き合わせていた
ローテーブルの上に意識を戻した。
そこには一緒に見ていた雑誌と開いたままになっている彼女の手帳。
少しだけ開けていた窓から流れてくる風がパラパラとページをめくる。

見てはいけない。
でも …
小さな誘惑に負けてしまったオレは彼女のスケジュール帳を覗いてしまった。

まだ空白の多い未来のページが開かれていたはずの手帳は
風のイタズラによって、1ヶ月前まで戻されている。
朝8時から夜8時まで30分刻みに商社やメーカーの名前が並ぶ。
もちろん、そこにはうちの会社名もある。
「忙しい」と言葉では聞いていたけれど
実際にヴィジュアルで突きつけられると改めてびっくりしてしまう。
まぁ、オレだって同じような生活を送っているのだけれど。

「うん、だいじょーぶだよ。忙しいけど、みんなそんなものでしょう?」
ダイニングでオレに背を向けている彼女が
電話の向こうの母親に言っていることが、
ちょうどいまオレが考えていたことと変わらなくて、なんだか笑える。
そんな些細な共通点さえも嬉しくなるから、
恋をするって不思議だ。

少しご機嫌になったオレは、何の気なしに、
再び彼女のスケジュールに意識を戻した。

あれ? なんだ、これ?

月曜日も火曜日も、いや正確に言うならほぼ毎日。
それは、22:30から24:00までだったり、
23:00からの1時間だったり、24:00からの10分間だったり。
彼女の几帳面な性格を少し怨みたくなった。

「どうしたの?」
母親との通話を終えた彼女が、いつのまにか戻ってきていた。
「ねぇ、毎日いそがしいんだよね?」
「まぁ、ね。でも、それはお互いさま、でしょ?」
言わない約束じゃない、とでも言いたそうな彼女の目。
「オレは毎日、忙しいよ。朝は7時から会議だし。
 夜だって7時からまた会議っていうことも珍しいことじゃない。」
「うん、知ってる。」
「でもさ、少しでも時間があれば、キミに会いたい。
 それが叶わないなら、せめて声だけでも聴きたいって思ってるのに …
 誰と毎晩、会ってるの?」
「えっ?」
きょとん、とした彼女。
だけど、一度、信じられないと感じてしまったら
その表情さえ白々しいと思えてしまう。
彼女がウソをつけるようなタイプではないと
誰よりも知っているはずなのに。
「オレはね、ずっと我慢してたんだよ。
 オトコの人を知らないって頬を染めて言ったキミを守ろうって思ってたから。
 キミが純粋培養で育ってきたと信じてたから。」

急に語気を強めたオレに彼女が怯えているのはわかっていた。
それなのに、もう、止められなかった。
これから言おうとしていることが、今までオレが守ってきた彼女を
汚く、ひどく傷つけるものであるとわかっていても。
「毎日、スゴイよね。
 驚いたよ、キミにこんなに体力があったなんて。
 まぁ、体力だけじゃないみたいだけどね。」
オレはこれ以上ないくらいの冷ややかな視線を彼女に向ける。
状況をまだ飲み込めていないらしい彼女は、
それでも、オレのただならぬ様子を理解しようとしているのだろう。
びくっと身体を震わせただけで、何も言わずにオレを見つめている。

「忙しい・疲れたを口癖にしているキミが、
 連日、深夜に顔を合わせている相手は誰?」
「そんな人 …」
嫉妬の鬼になっているオレは彼女の言葉に耳を傾ける余裕がなかった。
「いや、身体をって言った方がいいのかな?」
彼女がぎゅっと目を瞑る。堅く閉じられた眦に涙が滲む。
「どうして、そんなこと言うの?」
消えそうなほど小さな、彼女の声。
「どうして? キミが律儀に手帳に残すからいけないんだ。
 5日22:30~23:00 T・H、 6日23:00~24:00 T・H、8日24:00~24:10 T・H
一つずつ、拾い上げては読み上げる。
滲んでいた涙が、はらりと流れて彼女の頬を濡らす。
それでも、オレは彼女を責めることをやめなかった。
10日 22:00~24:00 T・H、12日 23:30~24:00 T・H
 随分 … 求められてるみたいだね。
 どうやらお相手は、一日でもキミが切れると耐えられないみたいだ。」
くっと喉の奥で笑って、ぐぐっと詰め寄っても、
彼女は逃げようとしない。頬を紅く染めるだけだ。

いつもの触れるだけのキスでは我慢できなくて、
震える彼女の唇を執拗なまでに堪能した。

嫌がらない彼女に苛立ちが募る。
「それとも、実は毎晩違うヤツなのかな?
 タカヒロ、タカシ、タケシ … 他には?」
思いつく限りのイニシャルTを挙げてみた。

「バカァ …」
オレにやり込められるままだった彼女がようやく発したのは、
そんな言葉で。
「毎晩、声を聴きたいって思うのは秦さんだけだよ?」

"Tel・Hata"


一日でも切れると耐えられなくて、連夜キミを求めているのは
他の誰でもない、このオレで。

彼女が几帳面に記録していたのは、オレとの通話時間。
オレからかけたり、彼女からかかってきたり。
"足らない、もっと"という気持ちが先行していたから、
こんなにたくさんの時間を積み重ねていたことに気付かなかった。

「通話時間を書いてるのはね、"もっと"って
 わがまま言わないようにするための戒め。
 秦さん、やさしいから …
 疲れていても、わたしが電話すると、相手してくれるでしょう?」

確かにいま、オレはひどい傷つけ方をしたはずのに、
それでも彼女はオレをやさしいと言う。

「ごめん。こんなにやさしくしてもらってるのに
 もっと甘えさせてもらいたいって思ってるわたしがいるの。」

謝らなければいけないのはオレの方なのに、
勝手に手帳を覗いて、プライバシーを侵害して、煩悩に支配されて、
妄想を膨らませて、嫉妬の炎を燃やしたのはオレの方なのに。

「秦さんがずっと我慢してたなんて、知らなかった … 」

手を伸ばせば触れられる距離にいる彼女に
こんなに淋しそうな顔をさせているその原因が自分であることがもどかしい。
いまでもまだ、その身体を抱きしめることを許してもらえるだろうか。

「ごめんね。」

立ち上がった彼女。このまま帰ってしまうのだろうか。

「でも、離れられない。」

オレの後ろに移動してきたのだとわかった次の瞬間、
頸に彼女の細い両腕が回された。
「そばに、いたいの。 そばに、いさせて?」

本当は、「そばにいてほしい」って言わせたかったけれど
それは、また今度。

「今夜、泊まる?」
背中に彼女の体温を感じる。
トクトクトクと早いリズムの鼓動は、
彼女のものなのか、オレのものなのか。

こんなことを訊いたら、困らせるだけとわかっているのに。
胸の前にある彼女の手をそっと撫ぜた。
「いいの? きっと … 我慢させるよ?」
「ちょっと辛いけど … いいよ。
 キミにそばにいて欲しいだけだから。」

♪ 黒沢薫


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[ 2006/06/24 23:59 ] SSS | TB(0) | CM(0) | EDIT |

ドシャブリ

夜、会社に戻ってメールチェックしたわたしは
思わず声をあげてしまいました。

「えぇ~っ、うそ?」

そのあまりにも情けない声に、どうした?と先輩。

「月に1回のアポイント先で、来月製品説明会の時間を貰ってきたんです」
「おう、そりゃよかったな。」
「それなのに、その日は支店会議をするって副支店長からメールが …
 13:00まで○○で説明会してたら、14:00に博多って無理ですよね?」
「あぁ、そりゃ無理だろう。」

会議をするなら、せめて1ヶ月前に知らせて欲しい。

「上の人間は、現場のことなんて考えてないからなぁ …
 とりあえず、課長に相談したら?」
「ハイ …」

なんだかすごい脱力感。

どうしたら、仕事にやりがいを感じられるんでしょう。
特に今週は、上手くいかないことだらけだった気がします。

月曜日は有休取得奨励日。
こんな精神状態ですから、もちろん休ませていただきます。

♪ 平井堅


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[ 2006/06/23 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

また「つらい」が1UP

今日は得意先でイヤなこと&困ったことがあって
仕事に対する意欲が急降下。

4割がわたしのせいで、1割が一緒に製品プロモーションをしている
A社の担当者のせいで、5割がうちの本社のせい、と思っています。

最初はわたしは自分自身の過失責任はほとんどないと思っていたのですが
得意先を知る先輩社員に報告・相談したところ、
訪問の度に製品説明をして帰るわたしだから、
こんな仕打ちにあったのではないかと言われてしまったのです。

はぅ~

どの製品にも、それぞれの苦労があるとわかっていても
この製品の担当から外れたい、と思わずにはいられません。
現場での営業をはじめてもうすぐ半年になりますが、
この製品に関して、感謝してくれる・評価してくれる得意先なんて
5軒あるか、ないか …
この領域では日本で一番売れていて、世界では全領域の中でも
一番の売り上げの製品なのに、風当たりはとても強くて
くじけそうになることばかりです。

♪ DREAMS COME TRUE



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[ 2006/06/22 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

Blue

今日は所長同行。

わたしの得意先への製品説明能力のチェックが本来の目的なのですが
「今日は所長と日頃のお礼に参りました」
とわたしが切り出すものですから、
文字通りの「お礼参り」になった先も多く
ほとんど仕事してない感じです。

にもかかわらず、夕方頃からひどい頭痛。
それでも律儀に昨日に引き続き卸での新製品説明会に出席。
今日は通常通りの稼働だったので、先輩方の出席は良好。
が! 一日中わたしと一緒にいた所長は、卸へは向わず
そのままオフィスへ。
「こいちゃんが会社に戻ったら、今日の振り返り面接をしましょう」
とサラリと言ってのけたのです。
当然、わたしと一緒に所長も現われると思っていた先輩たちからは
「あれ? こいちゃん、今日は所長同行じゃなかったっけ? 所長は?」
とやや冷ややかな視線。
それがここにはいない所長に向けられているものであると
わかっていても居心地はよくないです。

♪ 宇多田ヒカル


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[ 2006/06/21 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

未熟者の歌

今月初めに新製品をリリースしたばかりですが
来月にも、もう1製品、新発売を控えています。

今夜は、来月発売の卸向け製品説明会。
それなのに、卸に赴いたうちの会社の人間はわずかに3人。
地区担当者は9名と所長の計10名が集うべきはずなのに。

なんだかなぁ …

製品担当者以外で出席したのはわたしだけ。
製品担当の先輩曰く、
「うちの社風は他人に無関心なところ。」
6月発売の製品は幅広い得意先にプロモーションをかけていて、
製品担当でなくても、対応することになっていました。
新人のわたしでさえ、得意先で製品説明会までしたほどです。
それが7月発売の製品は、クローズドプロモーション。
製品紹介をする得意先が限られているのはもちろん、
対応はすべて、製品担当者が行うことになっています。
だから、"他人に無関心"なうちの会社の人たちは
今日は内勤だったこともあり、わざわざ担当エリアまで赴くことなく
いそいそと帰宅されたわけです。

そんな中、特に何をするというわけでもないのですが
卸に顔出ししたわたしは、製品担当の先輩2人に大変よろこばれ
晩御飯をごちそうしていただきました。

門司からみる下関・関門海峡の夜景。
とてもキレイでしたよ。

♪ 安次嶺奈菜子


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[ 2006/06/20 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

milk tea

ありえない …
さすがに、今回ばかりは係長も所長も
呆れて怒る気もしなかったみたいです。

14時から19時過ぎまで、1軒の得意先に捕まるなんて …
頃合を見て、退出できなかったわたしもわたしですが
5時間もアレコレと喋り倒す得意先も得意先、デス。

まぁ、それだけわたしのことを気に入ってくださっている
と考えれば、悪い気はしないのですが、
費やした時間の分だけ、見返りがあるという先ではないのでね(苦笑)

大して興味もない話を笑顔で聴き続けるって
精神力はもちろん、体力も使うのかもしれません。
ようやく解放されたとき、脱水症状を起こしかけていましたもの(汗)

♪ 福山雅治


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[ 2006/06/19 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

Flower



今日は父の日。
あまくなく凛とした感じにアレンジしてみたつもりです。

もう少しトルコ桔梗を少なくして、
スターチスを増やした方がすっきり纏まったかなぁというのが反省点。

自分が楽しむだけなので、あまり豪奢にしても … ねぇ
1000円以内の花代でなんとかしようと思わなければ
もうちょっと"見れる"ものになるのかもしれませんが
まぁ、わたしひとりが楽しむだけなのですから
今のままでもいいかなぁと(苦笑)

♪ 伴都美子


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[ 2006/06/18 19:29 ] arrangement | TB(0) | CM(0) | EDIT |

Ombra mai fu

昨日、得意先で言われたことが
頭の中をグルグルまわっています。

今までにだって、何度も言われていること。
「カレシおらんと?」
ほっといてくれって言いたい。
この話を振られたのって今月だけでもう、何度目かしら。
卸の営業さんまでいれると、5回? 6回?

まぁ、言われるだけまだマシなのかな …
いなくて当然って思われているよりは(苦笑)

「世の中のオトコたちに見る目がないか
 高嶺の花と思われているか。
 あるいは、恋詩ちゃんがオトコをいじめているか。
 どれかだろうね。」
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっと笑う得意先83歳。
つられて笑うわたし24歳。

一緒に笑えなくなる日は、そう遠くないような気がしています。

♪G.F.Handel


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[ 2006/06/17 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

君を忘れない

今週も疲れた。さぁ、帰ろう!

そう思って荷物をまとめたところで …
「あれっ、こいちゃん。もう帰ると?」

あ゛ … また捕まった。
今週は、ずっとこんな感じ。

わたしを呼び止めたのは同じ営業所で
隣の地区を担当しているA先輩。
「あぁ~オレ、おなかすいたな~」
ニタリと笑いながらわざとらしく言ったのはB先輩。

「えぇっと … 何か、買ってまいりましょうか … ?」
「いいよ、秋月チャン。こいつらには言わせておけば。
 早く帰り?」

そう言ってくれたのは隣の営業所のC先輩。

「帰るの? こいちゃん。」

う゛ …

「わたしがA先輩を置いて帰るわけないじゃないですか~」

たぶん、わたしの笑顔はひきつっていたはず。
っていうか、同じ地区担当のD先輩や所長は
なぜ助けてくれないの~っ。薄情者!
所長が一言、「こいちゃん、帰っていいよ」って言ってくれたら
わたしはすんなり退社できるのに。

所長が営業所に戻るより先に帰っちゃ悪いかなと思って
家でも出来る仕事を営業所でしてしまった
その決断がそもそもの誤りだったのかもしれません。
20時の段階で、帰ろうと思えば帰れるはずだったのに
A先輩が納得するまで弄られ役に徹して
ようやく解放されたのは結局22時前でいつも通り。
今日こそは早く帰れると思ったのになぁ …

「こいちゃん、最近、弄られキャラが馴染んできたね。
 高飛~なだと思っとったけど」

やっぱりわたしって高飛車に見えるんですね。
まぁ、気位が高いのは自認してるんで、否定しませんが
でもそれって、営業職としてはどう考えてもマイナス。
「営業職とはすなわち俳優業である」と言ったのは総務部部長。
もっと演じなければいけないってことですね。

♪ 松山千春


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[ 2006/06/16 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(1) | EDIT |

赤い糸

「ジブン、最近えらいシアワセそうやなぁ」
「そうですか~?」

数週間前から毎日のように入り浸っている卸のA課長との会話。

起きて、食事して、仕事して、お風呂に入って寝るだけの
日々の繰り返しに少しうんざりしはじめている今日この頃。
シアワセという感覚からは程遠いような気がするのですが
周りからそういう風に見えているというのはよいことです。

事実がどうであれ、不幸を背負っているように見えると
言われてしまうのは不本意ですからね。

「ココのみなさんが優しくしてくださるからじゃないですかね~」
「それ、Bが、の間違いじゃないか?」
「えぇ~そんなことないですよ~。
 A課長だってこんなに優しくしてくださってるじゃないですか」
「ふっ(笑) でも、Bには愛されてるじゃんか。」
「ありがとうございます」

配属されてまもなく半年。
こんなノリで話をできるようになるとは、我ながらびっくりデス(笑)

♪ WAX


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[ 2006/06/15 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

遠く遠く

今日は久しぶりに得意先での製品説明会。
本当は2回/月で実施しなければならないのですが
4月は1回、5月は0回だったわたしです。
それでも上期(5月まで)は、05年入社は四半期に1回すればよいと
支店長令が出ていたので、かろうじてノルマはクリア。
(3月に2回していたので。)

今日の説明会。
先週末までは、わたしの担当2製品を紹介する予定でした。
それが急遽、卸さんからの依頼で、
わたしの担当製品1製品と先週新発売になった先輩の担当製品1製品の
紹介にして欲しいと依頼があり …
助けを求めたはずの所長には
「あ、そう。こいちゃんなら大丈夫。
 新製品の紹介もよろしくお願いします。」
とに~っこりされてしまい、
担当製品じゃないのに説明会なんて無理~っ
というわたしの声は空しいものとなったのです。
当の製品担当の先輩にも「これ、資料だから。よろしく~」と
あっさり頼まれてしまうし。おに~っ。
心配してくれたのは同じ営業所の女性の先輩だけでした …

ドキドキしながら製品説明会スタート。
この得意先だと反応薄かな~と思っていたのですが
そこそこの食いつき。あら、意外(笑)
小さな収穫を得て自分の担当製品の紹介終了。
続いて、新製品の説明。
イチオウ、昨日までに課長と所長のチェックは受けているのですが
やっぱり今までまともに話をしたことがない領域なので、かなり緊張。
所長からは、
「何か質問されたら、後日専門担当を連れてきますと言って
 逃げてきていい」
とは言われているのですが、その場で答えられないと
受注の機会を逃してしまうこともあるわけで …

何とか、新製品についての質問にも対応できて、説明会終了。
正直、新製品の採用は厳しいかな~とわたしは感じていたのですが
同席いただいていた卸の営業さん曰く、
新製品の説明に対する食いつきもかなりよかったとのこと。
「あの感じだと、きっと採用になると思うよ」
えぇ~、そうなんだ。まぁ、この得意先はいつも反応が薄いから
あれくらいのレスポンスをもらえたら好感触なのかもしれない、
とちょっと納得。
わたしだって、この得意先には1回/週で訪問していますが
卸の営業さんは、ほぼ毎日なのですから、
彼の印象は信頼に値すると思うのですよ。

わたしが説明会をしたことが採用のきっかけになるなら、うれしいな~
(わたしの成績評価には一切関係ないけれど・苦笑)

♪ 槇原敬之


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[ 2006/06/14 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

Graceful World

「こいちゃんは営業向きじゃないと思う。
 現場で数年、経験を積んだら本社に行くべき人間やと思うよ。」

月初(もう月半ばじゃないかと突っ込まないでください)恒例、
課長とわたしの前月振り返りミーティングでのこと。

褒められてるんだか、けなされているんだか。

そろそろ接待デビューをしないと … という話だったはずが
気がついたら、わたしの将来設計の話になっていました。
「知識とかプレゼンテーションのスキルとか
 そういう面での能力は高いと思うよ。お世辞抜きで。
 でも、こいちゃんは人付き合いが苦手なんじゃない?」
えぇ、おっしゃるとおりです。
苦笑いするしかないわたし。
「そやったら、やっぱり本社に行くべきやと思うわ。」

教育担当である課長にそこまで言われると、
少し淋しいような気もするのです。
わたしなりに頑張ってるつもりでも
やっぱり営業としては及第点すら貰えない存在なのかなぁって。
まぁ、わたし自身、10年後も営業でやっていけるとは
全く考えていないので、本社向きと太鼓判を押してもらえるなら
それなりに心強くもあるのですが。
現場(営業)には、あまりよく思われていない本社ですが
そこがエリートコースであることもまた、紛れもない事実。
それを狙えるだけの資質があると社歴24年の課長に言われれば
悪い気はしないんですが、複雑。

♪ Every Little Thing


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[ 2006/06/13 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

遥か

やってしまいました。
得意先の駐車場でインロック。

今日はたまたま先輩と車2台で同行訪問していたので、
先輩の携帯でJAFを呼んでもらうことができたのが
せめてもの救い。
普通なら、得意先に頭を下げて
電話まで借りなければならないはずでした。

営業車が古いのがいけないんです。
運転席と助手席のドアは、内側からロックして
半分浮かせながら締めないと鍵がかからないという仕組み。
リモートキーが主流となっている時代に
オートロックですらないのです。

って、車のせいにしてはいけないですよね。
ハイ、わたしの不注意です。

♪ スピッツ


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[ 2006/06/12 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

天気予報の恋人

「雨、降らないかな…」
トーストを齧りながら見る天気予報。

降水確率50%に願いをかける。

「お母さんは、やあよ。
 雨降ったら洗濯物は乾かないし
 お買い物行くのもたいへんになっちゃうし。」
一足早く食事を終えた父の食器を流しにさげながら母が言う。
「お母さんの言い分はすご~くよくわかるんだけど、
 晴れよりは雨がいいんだもん。」
あぁ、なんて子どもっぽいこと言ってるんだろう。

「そんなにイヤならさぼっていもいいから、水泳の授業。
 その代わり、雨乞いだけはやめてちょうだい。」
確かに水泳の授業はイヤなんだけど、
雨を期待しているのはそんな理由じゃない。
水着を着るのは相当キライだけど、
今年はもっと、ずっと切実な理由がるの。
まぁ、せっかく、さぼってもいいというお許しが出たから
テキトーに理由をつけて見学させてもらうよ。

お母さんには悪いけど、やっぱり、雨、降って欲しいな …

だって、雨が降ったら。
いつもは自転車通学の彼が、同じ電車に乗ってくるんだもん。
同じクラスだけど、こういう時じゃないと
ゆっくり話、できないんだもん。

ヒトの心は、天気と同じくらい移ろいやすいって
お母さんも知っているでしょう?
だから、許してくれないかな。
わたしが雨乞いをすること。

♪ CHAGE & ASKA


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[ 2006/06/11 23:59 ] SSS | TB(0) | CM(0) | EDIT |

紫陽花と向日葵

あ、来た来た。

「いらっしゃいませ」

僕が声をかけると、彼女は少し微笑んだ。

「お好きな席へどうぞ」

名前も知らない。年齢もよくわからない。
学生なのか、社会人なのか、主婦なのか。
見当もつかない。
彼女について知っていることと言えば、
料理を待つ間に必ず一度はため息をこぼすこと。
食事はもちろんだけど、器や小物も楽しんでくれていること。
だけど、毎週金曜日の13時前後にしか現われなくて、
1時間以内に立ち去ってしまうこと。

そんな彼女の訪れを僕はいつも待っている。
常連さんと呼べるお客さんは他にも何人かいるのに
彼女だけが僕の関心をさらっていく。

今日も彼女は、窓際にある一輪挿しを見つめて、ため息ひとつ。
小さな紫陽花が開け放した窓から流れてくる風に揺れている。
この花器を彩る命が向日葵に変わるころには
僕はもう少し、彼女の近くにいけるだろうか。

「ごちそうさま」

お代を置いて、今日も彼女が帰っていく。

「ありがとうございました」

限定10食のランチ。
金曜日は彼女が来るとわかっているから、
こっそり1食分確保してある。

オーナーの権限。これくらいはいいよね。
いつか彼女がため息をつかなくなる、その日まで。
僕はこの場所を彼女のために用意し続ける。
待っているから、またおいで。

♪ Chage & Aska


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[ 2006/06/10 23:59 ] SSS | TB(0) | CM(0) | EDIT |

You're Beautiful

「こいちゃん、カレシ出来た?」

どういうわけか、最近よく訊かれます。

「いませんよ~。相変わらずです。」

気になる人さえいない哀しい日々ですよ。

「なんか最近、キレイになったっていうか、
 垢抜けたっていうか。い~感じ。」
「そんなに褒められても、何も出ませんよ?」

今日は久しぶりに23時までオフィスにいました。
早く帰るつもりだったのに、
どうしてこういうことになったのか …
20時まで卸さんにいたのがいけなかったかな …
でも、用事があったし。

朝から晩まで、仕事・仕事・仕事。
恋してるヒマもない。
それが現実デス(苦笑)

♪ James Blunt


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[ 2006/06/09 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

Something sad

「ねぇ、部屋、何番?」

今日も朝から卸まわり。
とある卸で、例の同じマンションに住む
競合メーカーの営業マンに声をかけられました。

「え?」
それを訊いてどうされるんですか?
普通、独身のオンナノコにそういうこと訊きます?
「オレはね、305」
いや、そんなこと聞いてないし、興味ないし。
「その反対側くらいです …」
不自然なほどにぼかして返答。
「2階?」
わかってて訊いたでしょう …
この人、フロアだけじゃなくて、
本当は部屋番号まで特定できているに違いない。

朝から不信感たっぷりの視線でカレに向き合うわたし。
この人、お腹の中で何考えてるかわかんな~い。
「コイツ、顔も(日に焼けて)黒いけど
 腹も真っ黒だから、気をつけり」
と先輩がおっしゃっていたのも、冗談ではないかもしれません。
とにかく、要注意人物には違いない!
初めて声をかけられた日から、ずっと怪しいとは思ってましたが
ますます警戒心が強まりました。

相手も営業マン。
わたしが個人情報を開示する気がないことを察知したのか
少し話題を変えてきました。
「管理人さん、いい人だよね。」
「ハイ」
「至れり尽せりで」
「そーですね」
でもわたしは、実に愛想悪い対応。
だって … ねぇ。

わたしが警戒しすぎなんでしょうか … ?

♪ 佐藤竹善


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[ 2006/06/08 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

ふれて未来を

昨日の1件を引きずりつつ、いつも通り朝8時に卸入り。
話をしたい営業担当者さんがすぐに捕まらなかったので
なにげなく製品の資料に目を通していたら!

またもう1つ、昨日ミスをしていたことがわかりました。
製品情報を間違って伝えてる …
また頭の中が真っ白。
正直、仕事をするのがイヤになりました。
でも、得意先へ行かないわけにはいかなくて。
運転できるような心理状態じゃないんだけどな …
と思いながら、頑張って得意先を訪問。

ミスはすぐにカバーするのが鉄則なので、
製品情報を誤って伝えてしまった得意先を再度訪問。
怒られるかなぁ … とびくびくしながら
面会いただいたのですが、特にお咎めも無く
「あぁ、そう。わかった。」と事なきを得ました。
逆に、「昨日も気になってたんだけどね」と
口元の化膿をじーっと観察され、ご心配いただき、
診察・検査までしていただきました。

免疫力が低下すると、定期的に化膿させていたので
いつものこと、と思って放置していたのですが、
どうやらそれもいけなかったみたいです。
「ちゃんと薬を飲めば、反復性を抑えることもできるんだから」
とご指導いただきました。
わたしは何をしに行ったんだか …
まぁ、この仕事をしていたら、
こういうこともあるでしょう(苦笑)

早く治らないかなぁ … 営業は顔が命なのに(笑)

♪ スキマスイッチ


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[ 2006/06/07 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

アンブレラ

仕事でミスをしました。

緊急性のある情報の伝達だったため、
会社作成の正式文書が届く前に、
各営業担当者がPCでファイルをDLし、
プリントアウト&コピーで得意先へ
配布することになっていました。

わたしは自己学習用と配布原本の2部をプリントアウト。
自己学習用は得意先からの質問に対応するために
メモを加えていました。
どのように対応していくのか
担当者会議などがありバタバタしていている中、
事務の人に作成してもらっていた部数では
足らないだろうという話になり
係長から配布原本のコピー50部を頼まれ
慌ててコピー機のところへ走り、資料を作成。
… したつもりだったのです。
ところが実際は、配布原本ではなく、
わたしのメモ書きがある自己学習用の資料をコピーし
複数の得意先に配布してしまったのです。
配布開始日が月曜日で、気付いたのが今日の夕方。
とある得意先で、具体的な質問を受け、
対応するために資料をめくったら …
あれ?何か書いてある … !!

頭の中は真っ白。どうしよう …
どこの得意先に配布したのかわかればいいのですが
事務の人が作成してくれていた資料を配布した先もあって
どこにわたしがコピーした資料を配布したのかが
わからないのです。

とりあえず、悪いことが起こったときはまず課長に連絡。
ということで電話。
でも、こういう時に限ってすぐには捕まらず。
ようやく連絡がとれたのが、ミスに気付いてから30分後。

回収しなければならない先は少なく見積もっても
わたしの担当先だけで9軒。
いまのところ、得意先からクレームの電話は
入っていないので、このまま正式文書配布後に
さりげな~く差し替え依頼に行けば
事なきを得るだろうと課長・所長からは
言っていただき、目立ったお叱りもなかったのですが
わたし自身のテンションとモチベーションは急降下。

ちょうど先週の火曜日は得意先から
とばっちりのようなクレームを受け、
30分くらい課長に電話で泣きついたばかり。
火曜日って鬼門かもしれません。

♪ コブクロ


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[ 2006/06/06 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

週に1度の恋人

待ち合わせの時間はPM2:00
現在の時刻はPM1:00

オープンテラスで食後のエスプレッソが運ばれて来るのを待っている間にメールする。

"B2駐車場C-5シルバーのセダンにて待つ"

デミタスカップをあっという間に飲み干すと
電子マネーで手早く会計を済ませ
地下駐車場へのエレベーターに乗り込んだ。

PM1:45

携帯を何度も確認してみたり
バックミラーでヘアスタイルをチェックしてみたり
ドキドキというよりは、そわそわしていた。

また、入庫を知らせるブザーが地下に響く。
そろそろ来るのではないかと思うから
本当は気になっているのに
相手にそれを悟られたくなくて、無関心を装う。
この時間ときをすごく楽しみにしていたなんて
受取られたら、悔しいじゃない。

足音が近づいてくる。
通り過ぎるのか、それともここで止まるのか。
息を潜め、相手の出方をうかがっているなんて
まるで刑事ドラマの登場人物にでもなったかのような気分。

そして、足音は止まった。

あなたが現われるのを今か今かと待っていました
なんて思われたくなくて、いつのまにか閉じていた瞳をゆっくり開く。
顔の向きを正面に固定したまま、目だけを右に動かすと
濃紺の麻のスーツにパステルブルーのシャツという
実に爽やかで清潔感あふれるいでたちの男が
まさにこの運転席の窓を叩こうとしているところだった。

ゆっくりと首を右に回すと10人いたら7人は感じがいいと思うであろう
笑みを浮かべた男と目が合った。

連れて歩くには申し分ない外見。

わたしは彼のシャツにしっかりアイロンがかかっていることと
靴が丁寧に磨かれているものであることをチェックする。
それと同じように彼が、わたしの毛先、指先に視線を走らせるのを感じた。

お互い笑顔を貼り付けて、相手の様子伺いをしている。
穏やかな表情の中に混在する緊張感。

選ぶ権利は、わたしだけじゃなくて貴方にもあるから、仕方ないわよね。

少し不躾とも思える彼の視線にわたしは耐える。

けれども次の瞬間、わたしは顔を赤くすることになる。
ドアを開けて車を下りたわたしに彼は言ったのだ。

「どういう風の吹き回し?」

怒りたいのに恥ずかしくて、悔しいのに図星だから
何も言い返せない。

「慣れてないよね? いや、それどころか初めて、なんじゃない?」

「だったら?」

面倒だ、とでも言いたいの?

「今日の相手がボクでよかったね。 さ、行こうか。」

わたしの顔色などお構いなし、と言わんばかりの
さきほどまでの変わらない笑顔で、彼は先に進もうとする。

一方のわたしは、一歩を踏み出すことが出来ず、
どうしたの?と視線だけで問いかけてくる彼に苛立ちをつのらせる。

そんなわたしを見て楽しんでいるだろう彼の横をすり抜けようとして
咄嗟の思いつきで、軽く触れたその腕に自分の腕を絡めてみた。

予想外のわたしの行動に彼は驚いていたけれど
わたしだって、思いがけず相手の端正な顔を近くに感じることになって
びっくりしていた。

「急がないと時間に遅れるよ?」

「あぁ、うん。」

歩き始めたわたしたちは、きっと何の違和感もなく
街の風景に溶け込んでいる。
たぶん誰も気付かない。

2人が週に一度の恋人であることになど。

♪ DREAMS COME TRUE


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[ 2006/06/05 23:59 ] SSS | TB(0) | CM(0) | EDIT |

The Voice

一定水準以上の給与と生活、ステータス。
思い描いていた未来を手に入れたはず。

仕事がハードなのは織り込み済み。
毎日が報われないのも覚悟の上。
それなのに時々、ふとした瞬間に
とてつもなく空しくなるのです。

「オンナの究極のシアワセは結婚」と
得意先で言われ続けるから
だんだん自分がミジメに、アワレに
思えてきたのかもしれません。

仕事しかない、というのも
恋しかない、というのも
同じくらいに不幸だと思います。
やっぱり、仕事も恋も充実させているのが
1番ステキ。

恋をカタチにしたものを結婚と考えるなら
ヒトの究極の幸せと言われるのも納得できます。
そう。"オンナの"ではなく"ヒトの"ですよ。

オンナの究極のシアワセが結婚なのに
オトコのそれが仕事であるなんて
どう考えたっておかしいって思うわたしの気持ち。
このblogを読んで下さっているみなさんなら
わかってくださいますよね?

♪ ゴスペラッツ


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[ 2006/06/04 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

The Day

全国一斉! 日本語テスト」というのをやってみました。

結果は、「66点 ふつうです」

20代女性の平均点が60.3点ということなので、
まぁ、よしとしますか。

弱点は「手紙の常識」と「語彙力」
社会人のマナーとして、ちゃんと身に付けないと …
と改めて反省しました。

♪ K


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[ 2006/06/03 23:59 ] fortunetelling etc | TB(0) | CM(0) | EDIT |

ANTICONFORMITY

会社、大丈夫かな …

緊急の全国担当者会議で発表されたのは
主力製品についての当局からの指示。

週明けから、この対応に追われること間違いなし。

もともと、この製品は主力と言っても
いつも目標未達製品の常連。
下期の数字がより一層厳しくなることは必至。

当局からの指示が出た後に、
さらに製品のプロモーションをする勇気なんて
いまのわたしには全然ありません。

確率の上ではリスクはとても小さいのは事実です。
でも、少なくても確かにそこにリスクはあるわけで。
代替品がないのであれば、
リスクを超えたベネフィットを訴える意味もあるでしょう。
でも、この製品に関して言えば、某競合品を使っても
いいんじゃないかな、という気持ちがわたしの中にあるのです。
別にうちの製品じゃなくても … という思い。
営業担当者としてあるまじき考え。
でも、エンドユーザーのことを思うと、ね。
だって、扱っているのは生命関連製品なのですから。

♪ KRYSTAL MEYERS


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[ 2006/06/02 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |

青のレクイエム

毎月1日はシネマデー。しかも内勤日。
今月は所長と半分の先輩が名古屋で会議のため、
残った先輩たちは、仕事をするでもなく
新聞読んだり、音楽聴いたり、好き勝手なさってました。
わたしもこんな日は早く退社して、映画を観に行こう
と思っていたのですが、卸さんへの用事を
先延ばしに出来ない馬鹿真面目さのせいで
結局、19時まで仕事。
がっつり働いたわけでもないのに
なんだか疲れていたので、卸さんから直帰。
帰ってみたら、微熱がありました(苦笑)
こんな日に、頑張らなくてもいいのにね、わたし(汗)

内勤の日は、営業所の垣根を越えて
近くの中華料理店にお昼を食べに行くのが
慣わしみたいになっていて、今日だって例外ではなく …

恒例の悪口大会がはじまりました。
ターゲットになるのは、
すでに会社を辞められたり、他の地域へ異動となった人たち。
つまり、わたしの知らない人ばかりなのですが
もうその言われようのひどいこと。

「アイツを追い込んで辞めさせたのって
 やっぱりお前なわけ?」
「え~っ、オレ? 課長じゃないの?」
というような会話が10人分くらいあるのです。
わたしもいつか、いや、近いうちに …
辞めさせられちゃうんでしょうか。

わたしが配属されたこのオフィス。
支店内の中で「行きたくない営業所」にリストアップされる
営業所3つ全てを抱えているのです。
当然、わたしが所属する営業所もそのひとつ。
数字が厳しい、街が危険、メンバーがキツイという3Kが
揃っている、"魔のオフィス"という言葉が
母店では囁かれていました。
とんでもないところに配属されてしまったみたい。
びくびくするしかない下期初日なのでした。

♪ 元ちとせ


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[ 2006/06/01 23:59 ] daily note | TB(0) | CM(0) | EDIT |