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【TSN】ウィルソン:ソチオリンピックに向けてスケート界のライバルたちはヒートアップ

【原文】WILSON: SKATING RIVALRIES HEATING UP AHEAD OF SOCHI GAMES
文:TRACY WILSON

グランプリファイナルでのセンセーショナルなスケートはソチの良い前哨戦で、各種目とも接戦で、ライバル関係にある選手たちはヒートアップしている。

シーズンが進むにつれて、ギャップは埋まってきており、種目ごとのリーダーたちに近づいてきている。1週間前には、男子シングルとペアには、はっきりとした挑戦者はいなかった。

実際、日本でのグランプリファイナルで首位に立つこと、ディフェンディングチャンピオンが敗れることを想像することは難しかった。Patrick Chanは、今季のスコアで他の男子選手たちに対して、非常に大きな30ポイントのリードで、同じように世界選手権ディフェンディングチャンピオンのロシアペア-Tatiana Volosozhar/Maxim Trankov組-もまた同様にその他のチームに対して30ポイント以上のリードを有していた。

Patrickは日本でのショートプログラムで衰えを見せ、TatianaとMaxはフリープログラムで可能性を見出したが、どちらのケースも興味深いことに、挑戦者たちがステップアップし、勝ち目の薄かった者たちが優勝した。

日本の羽生結弦はショートプログラムで、Patirickがわずか2週間前に樹立した世界記録を破って、攻撃を仕掛けた。彼が積極的にジャンプに挑戦し、プログラムを彼のホームタウンの観客たちに売り込む音楽で演じたので、演技において、すべてがユズルにとって上手くいった。売り込むことは簡単で、観客たちは喝采し、ユズルがわずか0.16ほど100点に届かない世界記録を破るスケートをすることを助けた。

コーチのBrian Orserは、得点が発表されたときに次のように言っている「惜しい~っ!」PatrickとYuzuruは二人ともそれぞれ1つずつのミスで力強いフリープログラムを披露したが、トップは羽生となり、Patrickはシーズンで初めての敗戦となった。

Patrickは、もちろん―けがをしなければ―オリンピック代表枠は確定している。彼がこの国でNo.1の男として五輪に行くことは疑いの余地もない。

オリンピック出場をかけて戦っているユズルはそうではない。彼は、3枠を争っている5人の他の男たちに直面している。ショートプログラムでの世界新記録とフリーと総合のセカンドベストの得点、そしてChanへの勝利によって、ユズルがソチ出場を熱望する一人として選ばれるだろうと考える人もいるだろう。

しかし、そのような枠は与えられておらず、日本のチームはクリスマス直前に行われる全日本選手権後に指名されることになっている。

Patrickは新しいモチベーションを見つけることができる。実際、彼は追い上げられていて、オリンピックで記念であるを勝ち取るためには2週間前のパリで見せたように、まさに2つの素晴らしいスケートを見せることが必要だろう。

(中略)

女子シングルでは、日本においての明確な勝者は、まさに期待通りで、ホームタウンのヒロインで五輪銀メダリストの浅田真央だった。真央が金メダルを獲得したことは、私にとって、何の驚きもなかったが、驚いたことに、私は、かなりショックを受けたのである。彼女のショートプログラムが非常に魅力的であったことに。実際、その演技はわたしの長年のお気に入りのスケートの1つとして位置づけられる。一言でいうと、彼女は輝いていたし、それは比較するなら、オリンピックチャンピオンで世界選手権であるYuna Kimしかないだろう。

Yunaはけがのためにグランプリシリーズを逃したが、ファイナルが行われている一方で、ミニマムポイントを獲得するために国際B大会で試合に出場した。彼女は、印象的な得点を得て、ソチでの女子のイベントでの決着に向けての舞台は整っている。真央とYuna ― 2010年からの再戦である。誰に聞いても、Yunaはこれまで同様の好調で、一方の真央は新しく、改善されている。彼女の武器であるジャンプは大きく、よくなっており、芸術面においては以前よりも、より楽しそうに、深い感情をこめて、確信をもって滑っている。

さあ、試合が始まる!
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[ 2013/12/11 23:59 ] figure skating | TB(0) | CM(0) | EDIT |