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Is Patrick beatable or unbeatable? <羽生結弦選手とPatrick Chan選手のPB比較>

バンクーバーオリンピック後、「絶対王者"unbeatable"」と言われ、
ソチオリンピック金メダル最有力候補と目されていた
Patrick Chan選手に「カナダの呪い」が忍び寄る?

カナダにとっても、そして我が日本にとっても
悲願である男子シングル金メダル。

その勝負の行方に割って入ってきそうなのが、
ケガに苦しんでいる2013年世界選手権銀メダリストDenis Ten選手、
満身創痍で母国の威信をかけて臨もうとしているEvegeni Plushenko選手、
フリーに組み込んだ3本の4回転ジャンプのせいで、ザヤック地獄にはまっているJavier Fernandez選手。

羽生結弦選手の優勝で終わったGPF

ここにきて、国際的な注目も、羽生選手に集まり始めました。
なぜか? もちろんPatrick Chan選手を抑えての優勝ということもありますが …

Olympics_preview.png

①過去4大会を振り返ると、GPF優勝者は、必ずオリンピックの表彰台にあがっており
②しかも、4名中3名は金メダリストになっており
③その相関は、世界選手権よりも強そう …
④加えて、カナダ男子はこれまで、五輪金を逃し続けている(「カナダの呪い」)
ということも、注目の背景に、ありそうです。

GPFでは、ほぼノーミスのFSを滑ったPatrick Chan選手を
4Sで転倒した羽生結弦選手が上回り、"Chanflation"の終焉も注目されました。
GPFでは転倒したものの4Sが認定されたこともあり(これだけで7.33点アップ)、
TEBのスコアからFSで20点は上積み出来るというBrian Orserコーチの予言(?)通り
25.19点ほど得点は伸びました。(予言以上の成果です)

GPF.png

アグレッシブなプログラム構成に挑んでいる羽生選手の努力への評価であると
海外メディアは報じています。
羽生選手は演技後半5つのジャンプのうち、コンビネーションが3つで
そのうち2つは3Aを含んでいます。
一方のChan選手は後半5つのジャンプのうち単独のジャンプが3つで、そのうちの1つはなんと2A。
この部分が、今回、Chan選手が羽生選手に勝てなかった理由としてフォーカスされています。

昨季のChan選手は後半1本目に3A、ラストジャンプが2AというFSのプログラム構成で、
3Aには手こずっている(GOE減点/回転不足)印象でしたから、
シーズンが半分終わった時点で、「このプログラム構成では勝てないかもしれない」なんて指摘されても
さすがのChan選手も困ってしまうのではないでしょうか …

Chan選手のPB(TEB)と羽生選手のPB(GPF)を、参考までに、比較してみます。

TEBvsGPF.png

まずはSP。
しっかりと加点のもらえる3Aを演技後半に持ってきていることで、
ジャンプの点数だけで2.87点Chan選手を上回っています。
演技終盤のステップ・スピンの加点はChan選手を下回っていますが、
「集中力が切れてしまった」と反省の弁が出ていることから、まだ伸びしろがありそうです。
一方のChan選手もTEBでは取りこぼしがありましたが
GPFではすべてのスピンでレベル4(基礎点0.4点アップ)。
わずかではありますが、改善の余地は残されているようです。
とはいえ、両者ともに、SPはほぼMAXの状態ですね。

続いてFS。
羽生選手に関しては、4Sの成功(+3点)と最後のスピンをしっかり回りきる(+1.5点)ことで、
更なる伸びが期待できそうで、これが実現すれば、Chan選手をキャッチアップできます。
一方のChan選手は … プログラムの構成を変えない限り(詳細は上述の通り)は
GOEの加点を少しずつ増やすくらいしか、伸びしろはなさそう …

…ということで(なのかどうかは、わかりませんが・笑)、
Brian Orserコーチは"Patrick is beatable!"とメディアに回答。

それを成し遂げるのは、髙橋大輔選手なのか、Denis Ten選手なのか、
Javier Fernandez選手なのか、帝王Evgeni Plushenko選手なのか、
そして、羽生結弦選手なのか … それともやっぱり、絶対王者なのか …

― 運命の日まで、あとわずか ―
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[タグ] 羽生結弦 GPF
[ 2013/12/14 17:20 ] figure skating | TB(0) | CM(6) | EDIT |


新時代の幕開け

天井カメラと氷の感触は、すべての出場選手に平等の条件。
言い訳にならないことは、Chan選手も自覚しているはず。
それでも、いら立ちのままに発言してしまった。
Chan選手にも、人間臭い部分があったんですね(笑)

TESで負かされる可能性があるのは、プログラム構成を見れば
異論をはさむ余地はなく、Chan選手も、ある程度覚悟していたはず。
だけど、その差はPCSで逆転できるはずだった。それなのに …
ほぼノーミスのクリーンな演技をした自分の後に滑った
4S転倒という大きなミスのあった羽生選手に
92.38点という高いPCSが出たことにショックを受けたのではないでしょうか。

クリーンな演技をすれば(場合によっては、転倒があっても)
TESでつけられた差は、相手がノーミスの髙橋大輔選手でない限り、
PCSで逆転できる。そんな風に、思っていたのではないでしょうか。

それが今回、羽生選手のPCSが"インフレ"を起こしたことにより、
TESの負債を完済することが出来なかった。

ここからは、素人考えで、しかもわたしの嗜好が大きく影響していますが …

Chan選手の演技は、たしかにすごい。すごいのですが、
それは、「感心」であって、「感動」にはちょっと足りないという印象なんですね。
そして、これまでのPCSは、「感心」の評価ウェイトが高かったような気がします。
それが今回のGPFでは、「感動」の部分も評価された。
(今季の町田選手への評価にも、当てはまるかな …)
ただ、この「感動」という部分には、
ミーシン氏流に言うなら"地元効果"が影響(インフレ)してきてしまうのが
少々、厄介であるような気もしますが …

芸術性と技術を評価するスポーツである以上、
難易度の高いことに挑戦した選手が、観客を感動させた選手が評価されることが理想で、
まさに今回、羽生選手は難易度の高いことに挑戦し、観客を感動させたわけですから、
評価されて当然、とも言えるのではないでしょうか。

そして、既に、2012年、2013年の世界選手権FSの演技で、
世界中が、羽生選手がとてつもない感動を引き起こすことができる選手であることを知っています。

今回のGPFが、「感動」が評価される時代の幕開けで、
「羽生黄金期のはじまり」となるなら、うれしいことですね♪
[ 2013/12/14 23:03 ] [ 編集 ]

現時点での羽生選手は高評価ですね!
チャン選手にとっても悲願のオリンピック金メダルでしょうから、
このままでは終わらないように思います。

ソチ五輪日本代表に選ばれるには、全日本選手権が終わらないと、決まりませんが、まずは、怪我なく過ごしてもらいたいです。

あと、前記事の「悩むのも楽しい」のコメントがとても嬉しかったです。
その通りです、楽しいです♪

さすがに、ぴあなどのチケット販売会社は完売でした。
後はチケット●通/センターなどか当日券なのですが、当日券は来週にならないと販売があるか分からないとか。

それでは、また
[ 2013/12/15 02:41 ] [ 編集 ]

怪我がなければ

全日本選手権が最終選考会で、そこでの勝敗が大きな意味を持つとはいっても、
現時点で、ISUのWorld Standings 1位、Seasonal Ranking 1位、
GPF(Patrick Chan選手を抑えての)優勝という実績を残しており、
平壌五輪も目指すであろう羽生選手が代表落ち、というのは考えにくい。

本当に、怪我(と病気)さえなければ … というところで、
わたしはそこを一番心配しています。
インフルエンザとか、持病の悪化とか、足の負傷とか … (苦笑)

発券期間終了後に、また少し、チケットは出てくるのでしょうけれど、
熾烈な戦いとなるのでしょうね …

仕事のため、オンタイム観戦さえままならない状況になりそうなわたしには、
チケット取りの悩みは、本当にうらやましい限りです。

みなさまの幸運を、お祈りしてますvv
[ 2013/12/15 10:31 ] [ 編集 ]

チケット

>全日本選手権が最終選考会で~というのは考えにくい。

その通りですね!

今後に向けて、羽生選手の体調の無事を祈るばかりです。

そう、全日本のチケットが正規ルートで取れました。
チケットの追加販売が、一昨日の時点では表示がなかったのに、
昨日見たら、追加販売決定となっていました。キョードー東京がS席のみの販売でしたので、ローチケもS席のみかと思いきや、全座席ありました。だから迷ってもたついていたら、あっという間にD席とプレミア席が完売でした。

Tomomiさん、幸運を祈ってくれて、ありがとうございました(*^^*)

それでは、また(^^)


[ 2013/12/15 12:19 ] [ 編集 ]

よかったですね!

無事にチケット確保されたようで、何よりです。

ぜひぜひ、当日はもちろんですが、
3月末までの期間も、楽しんでくださいませvv
[ 2013/12/15 13:02 ] [ 編集 ]

ご縁に感謝

こんにちは。

世の中には、もっと情報量が多くて、
正確な知識に基づいて記述をされているブログがたくさんあるにも関わらず、
素人考えで書き散らかしている当ブログを訪問してくださる方がいらっしゃるのは、
本当にありがたいことです。

公開はしているものの、誰の目にも留まらない
個人のメモ程度のつもりで綴りはじめたので、
少々、戸惑いもあったりしますが、ご縁には感謝です。

世界ジュニアで表彰台を共にしたArtur Gachinski選手やNan Song選手は伸び悩み中。
同年代で競い合える選手といえば、現状ではDenis Ten選手くらい?
Jason Brown選手の表彰台は、刺激になったのでしょうね。
[ 2013/12/15 15:33 ] [ 編集 ]

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