ちょっと遠いなぁと思いながらも日帰りで行ってきました、
FaOI 2014 in Toyama。
日帰りなので、6日昼公演のみ。
今回は、ショートサイドの席。
○Opening ♪ The Last Rose of Summer
邪推かもしれませんが … 冒頭、髙橋選手のソロパートがあるのは、
B.Orser氏とJ.Buttle氏からの髙橋選手へのオマージュ、リスペクトのようなものかな … と。
羽生選手が昨季、あのような結果を残せたのは、両氏の指導、羽生選手の努力、
P.Chan選手の存在と同時に、髙橋選手の存在もあったと思うので。
とても、崇高な、空気が拡がっていたのが印象的でした。
しかしながら、ステージ正面の席でしたので、バラを渡す時の髙橋選手の表情は見えず(残念)
ほとんどの選手がショートサイド中央か右寄りでエレメンツ披露をしていたので、
程よい距離で、見入ることが出来ましたが、よりによって(?)
羽生選手が、ほぼ目の前でジャンプ。
きれいに決まりましたが、逆サイドでの披露だとばかり思っていた中での不意打ちだったので、
ジャンプの種類がわからない(苦笑・なんと、もったいない)
○
今井遥選手 ♪ Malaguena
ステップ前の目力・キメ顔!
「氷上の妖精」の進化を目の当たりにした気がします。
○Javier Fernandez選手 ♪ Satan Takes a Holiday
あれ、なんでだろう … あまり記憶が …
○Sergey Yakimenko with Ensemble Skaters ♪ Calling You
赤ちゃんプロ。
水かけあり、リンク外ランニングあり。
もちろん、アクロバットありで楽しめました。
○織田信成さん ♪ Adios Nonino
ますます磨きがかかって …
プロになってからの彼は、本当にイキイキしている気がします。
賢二先生振付で、タンゴが似合うかどうか、心配されてたんだ(笑)○Anna Cappellini&Luca Lanotte組 featuring Sarah Àlainn ♪ Somewhere
(うーん … どうしても思い出せない … 涙)
TVで観るととてもロマンチックなプログラムなのに、
なぜ、当日の記憶がないのだろう …○
安藤美姫さん featuring Sarah Àlainn ♪ Beyond the sky
「空」への思い入れが強い美姫ちゃんらしいプログラムに仕上がっていたように思います。
○Nathalie Péchalat & Fabian Bourzat組 ♪ Dirty Dancing
Bourzat氏は、立っているだけで「The French Man」って感じ(笑)
生で観ると、これ、想像以上に、すごい。
○Johnny Weirさん ♪ Schindler's List
ガラスの箱の中で、演技が繰り広げられているような印象。
○Stephane Lambielさん ♪ Water
無駄な力が一切入っていないムーブメントの一つ一つ。
本音を言うと、グリーグのピアノコンチェルトを観たかったのですが …
このプログラムも素敵でした。
(楽公演はグリーグだったようで … うらやましいっ!)
○
羽生結弦選手 ♪ Ballade Op. 23
DOIで観たときよりも、若干、会場がざわついていて …
プログラムや羽生選手が持つ、透明感や静謐な空気感が損なわれたような気がして残念。
イーグル-3A-イーグルは澱みなく華麗に決まったものの、
4Tでは、リンク外に跳びだしていってしまうのではないかと思うような転倒。
リンク淵で、はっとした表情で踏みとどまった羽生選手の表情が忘れられません。
それ以降は、怪我があったら、どうしようと心配で、心配で。
やっぱりリンクが小さいのか、3Lzの後ろにトウループはつけられず …
ステップは精度がグレードアップしているようにも見受けられましたが、
ご本人は納得いかないといった表情でした。
○
鈴木明子さん ♪ Love Dance
エアリアルとの共演だったのですが … あっこちゃんの滑りに釘付けで、
全然エアリアルが視界に入らない!
既にひとつの作品として仕上がっているものに付加価値を与えることの難しさを感じました。
○髙橋大輔選手 ♪ Beatles' Medley
髙橋選手の演技を生で観るのは、実はこれが初めて。
まさか、このプログラムを生で観ることが出来る日が来るとは。
Stephane Lambielさんの演技もそうですが、本当に一挙手一投足が自然。
ここまでが第一部。
○Nam Nguyen選手 ♪ Does Anybody Really Know What Time It Is?
去年、福岡で観たときよりも、ぐっと身長が伸びた!
○
今井遥選手 ♪ Defying Gravity
Phillipe Mills氏振付なんですね。(佐藤有香さんじゃないんだ …)
公式パンフのフレーズではないけれど、
「今年こそは、
今井遥」!
○Philippe Candeloroさん ♪ D'Artagnan
おなじみ、になってしまった(笑)
○Anna Cappellini&Luca Lanotte組 ♪ Fireflies
今季のEXなんですね~
○織田信成さん ♪ Rooster
本当に、動きがいい!
昨季より調子がいいんじゃないかと思うくらい(笑)
○Johnny Weirさん ♪ Nagada Sang Dhol
今回は、少し、エアリアルを見る余裕がありました。
でもやっぱり、スケーティングと一緒に鑑賞するのは難しい …
(ところで、ファッショナブルスケーターって、ほめ言葉、ですか?)○
鈴木明子さん ♪ Zigeunerweisen
しびれました!
間近で見ることが出来た分、ちょっとだけ、
あっこちゃんの体調が気になったのは、多分、わたしだけ。
ちょっと、骨の見え方が … ね、わたしが最悪だった時に似て見えたから …
再発の前兆ではありませんように、と祈るばかりです。
○Stephane Lambielさん ♪ New Cinema Paradice
あぁ、なんて贅沢なプログラム。
いつまででも、観ていたいvv
○Javier Fernandez選手 ♪ Black Betty
随分、こなれてきた感じ?
○
安藤美姫さん ♪ そらべあ物語
美姫ちゃんの、こんなステップを観たかった!
えぇ、もう、大満足ですvv
○髙橋大輔選手 ♪ Kissing You
この曲を聴くと、ニース世界選手権FSが脳内自動再生になるわたしがいけないんです。
このプログラムも素敵だと思う、思うけれど …
自動再生になってしまうものは、仕方がない …
○Nathalie Péchalat & Fabian Bourzat組 ♪ The prayrer
あのぉ … Nathalieさんの衣装は … それで、よかったのでしょうか?
群青色のスリップドレスのようなコスチュームのスカートがリフトの際にめくれあがるとですね、
黒のショートパンツが露わになって、ついでにNathalieさんのおなかや背中もむき出しになるわけなんですね。
あのぉ … わたしだけ、かもしれないんですが …
すごく、落ち着かなくて … 妙にそわそわして、あまり演技の記憶が …
○
羽生結弦選手 ♪ Time Travelers
SPでの4Tのリベンジに挑みましたが、パンクして2Tに。
続く3Aでも転倒。立ち上がった際にも手を気にしていたようので、怪我がなかったか心配で …
巷では絶賛の声が多数聞かれるこのプログラムなのですが、
羽生選手が無事かどうかばかりが気になって、全然、プログラムの印象が残ってなくて愕然 …
○Finale ♪ Let It Go
Annaさんの衣装がまるでウェディングドレス!
とてもお綺麗でしたvv
フィナーレの周回後、羽生選手は4T成功。
満足したのか、ランジでご退場。
選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。
羽生選手はあと3公演ですね。本当に、怪我のないように …
会場内よりも往復路のサンダーバード車内が寒くて。
持参した防寒具は、会場ではなく、車両内で活躍(笑)
これで、体力を消耗したのか、片道約5時間を往復することに無理があったのか、
さすがに、今回はバテました … (苦笑)
北陸遠征は福井までが限度 … かな … と反省した次第。
でも、来年も。
FaOIは最低1公演は行きたい!
(そのためには、通院治療を再開して体力をつけておくべきか …)
長野(全日本)も片道5時間。日帰りしなければ、大丈夫…?
っていうか、チケット発売前にもかかわらず、既に宿泊手配困難!
(スケオタの気合、おそるべし …)
会場から少し遠いホテルを一応抑えておくべきか、悩み中 …
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Tomomiさま こんばんは。
FaOIのレポ、ありがとうございました。
羽生選手、初日の昼公演は万全だったようですね。カナダから帰国して6週間連続のアイスショー漬けの日々だから、やっぱり疲れが出ているのでしょうし、リンクも狭かったようですので思い通りにいかないことも多かったのでしょうね。
「タイムトラベラー」でのコラボ、評判いいですね。BS朝日あたりで放送してくれますよね?ぜひ見てみたい!去年は地元福岡でのショーだったので、地元のTV局とBSの両方を楽しめたのでした。もうあれから一年以上も経つのですね。
ところで、Tomomiさんが感じたあっこちゃんの様子、気になりますね。プロに転向してからのびのびと滑っていらっしゃるように感じていたのですが。。何事もなければいいけれど。
それから、Tomomiさんご自身も何か不調を抱えていらっしゃるのかしら?
是非ぜひ、必要なら治療をして羽生選手の「見守り」を続けてほしいです。
ありきたりですが、本当に健康は何にも代えがたいものですから。お大事にね。
全日本選手権に向けて、スケオタのみなさん、ホテルの手配などおさおさ怠りないようですね。かく言う私も、まだ行けるかどうかわかりもしないのに、慌ててホテルを押さえました。(笑)会場からは少し遠いんですが。。。(ー_ー)!!
昨年の福岡から、もう一年なんですね。
いろいろありましたね …
怒涛のアイスショーはもちろんのこと、その合間の表敬訪問や取材などなど
スケーターのみなさんは、本当に過密スケジュール。
Javier Fernandez選手は、新潟で受診されたようですし、
万全の体調とは言えない中での最終公演がいよいよ。
疲労蓄積の中、それでも全力の演技で魅せてくれるスケーターのみなさんには、
感謝の気持ちでいっぱいです。
もう、ホテルの確保をされたんですね。わたしは、した方がいいんだろうな … と思いながら、
まだ、していません(苦笑)
チケット確保の問題もさることながら、自分の身体のことや、
家族の状況など、いろいろ考え始めたら、長野はやっぱり厳しいかなぁ…なんて。
わたしの体調にまで、お気遣いいただき、ありがとうございます。
cure/完治が目指せる病気ならいいんですけど … そういうものでもなく。
初めて診断をされた日から早14年。
良くなったり、悪くなったりしながらの14年で、そろそろ悪くなる頃ではあるので、
仕方ない、とわたしは受容しているつもりですが、
両親や職場から理解が得られるかどうかは別問題。
ただただ、最悪の事態にならないように、調整するだけです。
Tomomiさま こんばんは。
>cure/完治が目指せる病気ならいいんですけど … そういうものでもなく
そうなんですね。それは大変ですね。
原因不明の病気や完治の難しい病気は周囲に理解がないと本当に辛いものだと思います。長くなると本人の気持ちの持ちようのように解釈されてしまったり、ということも沢山聞きます。私も5月頃から原因不明の眩暈が続いていましたが、最近はだいぶん軽減してきました。
「一病息災」という言葉もありますよね。
持病があるからこそ身体をいたわって無病の人より長生きをすることだそうですが、どんな状況でも負けない強い気持ちを持っていたいですね。
耳鼻咽喉科には行かれました?
メニエール病だったら、生活にも支障が出てきてしまいますので …
たかが眩暈と思わず、まだでしたら、ぜひ受診なさってくださいね。
ちょうど、一昨日も課長から、一年休職していた過去について、
手厳しい一言をいただいたばかりで … (苦笑)
まぁ、理解してもらうことというのは、非常に難しいので、
仕方ないことではあるのですが …
わたしの休職1年間のしわ寄せを受けたにも関わらず、
復帰後も温かく受け入れてくれた前任地が、少し、恋しくなる今日この頃です。
持病を抱えていても、それを克服できなくても、
周囲に理解してもらえなくても、
地に足を付けて、人に恥じない生き方ができるということを示していきたい。
羽生選手もあっこちゃんも、わたしよりは年下なんですが、
2人の活躍は、これまでも、これからもわたしの心の支えです。
Tomomiさま こんばんは。
思いもかけず(笑)私へのアドバイスまでありがとうございました。
眩暈に関しては既に耳鼻咽喉科で診て頂いておりますが、はっきりした原因はわからなかったのです。先生のお話を聞いていてぼんやり見当がついたのは、視神経の疲れでした。(頸の辺りを経由して耳の方にも繋がっているらしいです。)
退職してからPCを見る時間が増すばかりなので。。。(笑)
さて、身体の健康から精神の健康へ飛びます。羽生選手についてです。
最近のインタビューを聞いていて気になることが。。。
よく「オリンピック金メダリストにふさわしい演技をしていかねば。」ということを言っていますよね。
平昌に向けて新しい自分を意識的に作っていこうという意気込みだとは思うのですが、あまりそれを口にし過ぎるのはどうなのかなぁ、と。
その言葉にとらわれ過ぎて自分を縛ってしまわなければいいなぁ、と老婆心ながら思っています。
一度いろいろなことを全てリセットした方がいいのではないかと。。。
既に診察を受けられているようで、安心いたしました。
(余計なお世話でしたね、失礼しました)
webSportiva(7月13日記事)の冒頭に紹介されている彼の言葉がすべてなのではないでしょうか。
大阪EX、SOIと覇気の感じられなかった羽生選手に
本当の笑顔が戻ってきたのは、やはりTOI以降。
もちろん、その後も疲れは滲んでいますし、寂しそうな笑顔を見せることも多いのですが …
「金メダリストにふさわしい演技」というフレーズを聞くたびに、
そんなに気負わなくても … とわたしも思いますが、
P.Chan選手や髙橋大輔選手不在の今シーズン、
彼のモチベーションは、そこにこだわることで維持されるのかもしれない、とも思うのです。
自分をさらなる高みへ押し上げる覚悟を決めた彼が、
新しい種類の4回転ジャンプに挑戦することだったり、
誰も挑んだことのない構成のSPだったりすることで、
「スケートが楽しい」と思えるなら。
とにかく、怪我のないように、スケートを楽しみながら、過ごしてくれるよう祈りつつ、
「金メダリストにふさわしい演技」という言葉を口にする彼を見守っていきたいと思います。
Tomomiさま こんばんは。
>(余計なお世話でしたね、失礼しました)
いえいえ、とんでもない!嬉しかったですよ。
>彼のモチベーションは、そこにこだわることで維持されるのかもしれない、とも思うのです。
自分自身に喝を入れていると?う~ん、そうかもしれないですね。。。
あまりに自分を追い込み過ぎてスランプに陥らなければいいなぁとつい心配してしまいますが、分析上手で研究熱心な彼のこと、きっとそれも楽しみに換えてくれるかな。(笑)
FaOI新潟は観ていないので、直近の町田選手の調子は不明ですが。
春のアイスショーでは、羽生選手が得意としていた3Aと4Tの着氷で乱れることが多かった一方で、
町田選手が実にきれいな3Aを決めていたのが印象に残っていて …
べっぷ、DOI、FaOI富山と、昨年は百発百中といっても過言ではなかった
3Aと4Tで、引き続き苦労していたのが、気がかりと言えば気がかりです。
ご本人も今年こそは、試合での4Sの成功率を上げたいと思っておられるでしょうし。
SPに4Sを入れることも考えたけれど、入れられなかった悔しさというのも抱えておられるでしょうし。
わたしたち見守る側も、またご本人も。
昨年までの勢いそのままの成長・進化を期待してしまうと
焦りなどが生じてスランプ … ということにもなってしまうかもしれません。
B.Orserコーチにとっても、タイトルを総なめにした選手の指導というのは、
これが初めての経験となるので、誰もが手さぐりの状態。
羽生選手が、スケートに集中できる環境。
それさえ整えば、結果はおのずとついてくる。
だからこそ、一日も早く、熱狂しすぎている周囲が落ち着いてくれることを祈るばかりです。
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